リゾートバイトトラブル対応、寮生活編
寮のスペック（個室／相部屋など）
食事の有無・回数
寮費・食費の負担
などなど、
住み込みが基本のリゾートバイトは、普通のアルバイトとは違って、チェックすべき条件が多い。
寮生活ならではのトラブル・失敗が起こりうる。
そうはいっても、それほど大きなトラブルはなく、みんなそれなりに過ごせているから過度な不安は不要。
ここでは、リゾバ先輩たちの寮生活でのトラブル・失敗談、そのリカバリー方法を紹介するので参考にしてほしい！
個室寮だと聞いていたのに、相部屋だった！
ここみ（女性・２２歳・神奈川県・学生）、リゾバドットコム長野県長野市、蕎麦屋ホールスタッフ・店内清掃業務、８月
住み込みでの働きということでしたが、１人部屋と聞いていたのに実際に現地に着いたら数日間は相部屋ということが判明しました。
どんな人かわからない会ったばかりの人と突然相部屋にされるなんて困ると思いました。１人になれる空間がないとプライベートな時間も作れないので。
バイトの中に仕事を延長する人がいて、そのスケジュールの都合上相部屋になる期間が生まれてしまうことを、雇い主が私に伝え忘れていたことです。
派遣会社に条件が違うことを連絡しました。相部屋になる人も交えて雇い主と話し合った結果、数日間の相部屋を承諾する代わりにその間の勤務待遇を良くしてもらうことで合意しました。
具体的には、勤務時間の短縮（残業免除）や休憩時間の延長などです。
想像していたより施設（旅館、寮）がボロボロだったのが不満でした…ホリホリさん（女性・29歳）
この時は、アルバイト情報誌で見つけて、直接応募しました。
最初はおしゃれなホテルやペンションを希望していたのですが、履歴書を送ったなかでいちばん最初に連絡があり、すぐにでも来てほしいといわれたのがその旅館だったのでそこにしました。
バイト情報誌の旅館掲載写真は新築してすぐのものだったらしく実際はボロボロでした。
寮も募集には個室とあったのですがシーズンが近づきバイト人数がどんどん増えてくると相部屋になり、（条件と違う！）と不満を感じましたが、コミュニケーションをとるようにし、（バイトが終わったら会えなくなってしまうから思い出を作ろう！）と思い、よい方に捉えました。
正直ガッカリしましたが、ガッカリしたからといって帰るわけにもいかないのでとにかく気にしないようにして、深く考えないようにして慣れることにしました。
このことから、何事も良い方向に考えることだと学びました（笑）
リゾバ先輩たちの寮生活でのトラブル・失敗談
寮の仲間との飲み会が毎日楽し過ぎて翌朝遅刻を繰り返す…社員さんの白い目、そして怒りを買った話
はなこ（女性・３１歳・栃木県・会社員）、地元の求人広告から直接応募
避暑地で有名な高原の遊園地でアルバイトをしていた時のこと。寮に入って、毎日チケット売りをしていました。２０歳の時だったので、同年代の人が多くて仕事してるより、学校の延長のようでとにかく毎日楽しく生活していました。入寮している人は同年代の人が多く、意気投合して毎晩酒盛りをしていました。酷い時は朝まで飲んでいて、そのまま寝ずにお酒臭いままバイトに行ったり、時には遅刻したりしました。入寮してるのに遅刻とは！と何度か社員さんに怒られて、肩身の狭い想いをした事があります。
アルバイトとはいえ、仕事は仕事。寮生活とアルバイトの日々が楽しくて、仕事の感覚が薄らいでいったのが最大の失敗原因だと思います。
毎晩、寮にいる仲間と飲む事はやめました。特にシフトが続いている時は、誘われても「疲れているから」と断りました。毎晩酒盛りをやめたら、さすがに遅刻は直りました。社員さんの白い目も、リゾバを辞める頃にはなくなったと思います。
非日常空間でのリゾバは、楽しい反面。周りに遊ぶ場所がない、寮に居る人とのちょっとしたいさかいでストレスを溜めがちでした。孤独感も募ってきて結構辛い想いをしたので、不快感が爆発して過剰なお酒に走る前に、適度なガス抜きをするように心掛けました。具体的には「ちょっと辛い」と時に寮にいる人に本音で打ち明ける、反対にひとりの時間を確保する、などです。
一人は寂しいかも？リゾバ寮は安易に相部屋を選ぶべからず。かな（女性・２０歳・大阪府・学生）
旅館のレストランでバイトをしていました。
寮に関して、バイトを始める前に個室希望か相部屋希望かを聞いてもらえたのですが私は個室で一人で過ごすのは寂しいだろうと思い、あえて相部屋を希望していました。
バイト期間中は女子３人部屋があてがわれたのですが、正直女子が３人集まって寝泊りまで一緒にするのは非常に難しいと感じました。
最初の数日こそお泊り会のノリで盛り上がりましたが、３日を過ぎたころから、仕事でも疲れるのに部屋に帰ってもまだ同室のバイト仲間に気を使わなければいけない・・
正直本当にほっとできる時間がなく、精神的に非常に疲れました。
安易に相部屋の方が寂しくないだろうと考え、それを希望してしまったことです。
途中で変えてもらうのも言いづらく、結局最後まで相部屋のままで乗り切りました。休憩中も部屋に戻らずあえて一人で散歩に出かけたり、読書をしたり、一人の時間を意識して作るようにしました。
そうすることによって、多少なりともリラックスできる時間を持てたので、改善したと思います。
今回は女子の相部屋での難しさを非常に感じたので、この経験から次は絶対に個室希望にしようと思いました。
リゾートバイト自体は老若男女問わず、色々な方と知り合えるので、楽しいしやりがいのある仕事だと思っています。
リゾバでは自分の意思表示も大切です
ないこ（女性・２１歳、東京都・学生）、はたらくどっとこむ（アプリリゾート）
短期でお金を貯めたくてリゾバをやってみたのですが、夜になると同僚がお酒ばかり飲んで騒がしくて眠れなかったですし、休日には観光スポットのドライブめぐりに誘われたりして、なかなかお金がたなりませんでした。
仲間の顔色ばかりを気にして、自分はリゾバにお金を貯めに来ているのだということをきちんと相手に伝えられなかったからだと思います。
だんだんとお金が少なくなってしまったので、自分は遊びに来ているのではなくて働きに来たということを仲間にも伝えることにしました。
仲間は私の金銭事情を理解してくれて、ドライブなどに誘われなくなりました。
リゾバには色々な目的で来ている人がいると思われますので、次から自分は「お金を貯めに働きに来ていてお酒を飲んだりドライブして遊ぶお金の余裕などはありません」ということを始めから仲間にもさらりと伝えようと思います。
寮のカギが共有｜些細な事でも報告し、後の事を考える事によって事後のトラブルを防げる
さち女性・２４歳・兵庫県・学生、兵庫県淡路島、ホテル夢遊海、ホールスタッフ、タウンワークから応募
他のアルバイトと休憩及び宿泊する部屋を共有（鍵は一つなので持つ人は一人）していて、外出が長引いて部屋に帰る時間が遅くなってしまったために、メンバーの一人を部屋の外で待たせてしまいその事がきっかけで時間管理や報告不足についての事を責任者から注意を受けた。
失敗の原因は外出が長引いた事で、せっかくリゾート地に来たのだから出かけようと思って出かけたら道に迷ってしまい予定時刻に帰る事ができなくなった。
初めての失敗だったので、注意を受けただけで済みましたが、その後外出をする時は同室の人に鍵を預ける事にしました。
上記の対策をする事によって、お互いの状況が分かり関係が良くなっていきました。
この経験から学んだ事は、些細な事であっても関係者に情報を伝えたり、これから起こるかもしれない事を先回りして考える事で失敗を防ぐ事ができたり、関係が悪くなったりする事を防ぐ事ができる事です。次からは、報告・連絡・相談をしっかり行っていこうと思います。
寮生活の個室・相部屋などスペックごとの実態はこちらでまとめています。
リゾートバイト寮生活の実態／個室・相部屋スペックごとに解説
リゾートバイトトラブル対応、人間関係編
普段のアルバイトなら人間関係といえば、アルバイト先の上司、同僚、お客さんだが、
リゾートバイトになると、寮母さん、職場が違う寮の利用者（他のアルバイター）、派遣会社担当者、など普段とは違う人たちの関係が出てくる。
（基本、派遣会社担当者は僕らの理解者が多い。派遣会社はリゾバイターに気持ちよく働いてもらうことが、彼らの収益につながるからだ。）
だからこそ、普通のバイトよりも人間関係のトラブルにあってしまう可能性はどうしても多くなる。
大きなトラブルはほとんどないが、小さなものはちょくちょくある。
先輩たちの口コミとともに、トラブルシューティングを掲載しておくので、
リゾバに行く前にここでチェックしておきましょう！
お客のナンパを断っていたのに遊んでいると誤解され、派遣会社を巻き込んで騒動に発展
なつみ(女性・２２歳、愛知県・専門学生)、リゾバ.comのサイト
静岡県伊豆市、温泉旅館の接客清掃業務、８月
お客さんにナンパされて適当に受け流しているところを、パートで働いているおばちゃんに遊んでいると見なされ怒鳴り付けられました。
本当にそんなつもりはなかったので、言い返すとマネージャーまで呼ばれて大事になりました。
ナンパはされたけどお客さんにはやんわり断ったので、私は何も悪くないのにという気持ちでいっぱいでした。
トラブルの原因は、お客さんというよりは、おばちゃんが怒ってマネージャーまで呼びつけたことです。
私は特にお客様に失礼な態度はとらなかったのに、こんなに大さわぎされるとは思いませんでした。
本当に最悪でした。同じくリゾートバイトに来ていた女の子に事情を話したら、同情してくれました。
派遣会社の担当の人も心配して、電話がかかってきたので、ありのままに説明しました。
そのおばちゃんには何度か言い返しましたが、まるで聞き耳を持たなかったのでもう諦めました。
マネージャーの方が少しは話を聞いてくれましたが、やはり古株のおばちゃんの肩を持つらしく、お小言を言われました。
ワンポイントアドバイス
今回はナンパされただけだったのに誤解されてしまった。完全に被害者で事故のようなもの。
リゾートバイトには、リゾートバイトスタッフの他にも、こういった「古株パートさん」達が働いていることが多い。
どちらかというと、リゾバイターの扱いにも慣れていて、僕らが働きやすいように配慮してくれる人が多いように思う。
ホテル旅館などでは、僕らにできるだけリゾバをリピートしてもらって、仕事に慣れた経験者で仕事を回したいから、そういう力学がはたらくのだと思う。
一方で、そういった「古株」の方々は、職場の影の実力者だったりする。
今回のような誤解ではなくとも、勝手にやり方と違うことをして、妙な言い掛かりをつけらないとも限らない。
正社員の上司だけではなく、地元「古株」パートの方々にも誠意をもって接しよう。
人間関係をしっかりつくっておけば、今回のような場合でも誤解されるリスクは少なるはずだ！
その他リゾートバイト人間関係のトラブル
出会い目的の男性スタッフが無茶をするトラブル
リゾートバイトに来る人の中には出会いを目的の一つにしている人たちがいます。
もちろん、ほとんどは健全な方々。
何かにはリゾバ中に恋愛、勤務終了とともに別れたけれど、またリゾバで再開し結婚！というカップルもいます。
ただ、中には男女関係で無茶をする男性スタッフも、ごくまれにですが話を聞きます。
女性スタッフさんは友達がほしいからとオープン過ぎるのも良くないかもしれません。
お金を借りて返してくれない人問題
リゾートバイトのような住み込みで働く方々の中には、複雑な事情を抱えている人も。
お金を貸すとなかなか返してくれない人がごくまれにいます。
困っているのでしょうから千円、2千円くらいなら返ってこなくても許容範囲かもしれませんが、1万円、2万円ともなると厳しいですね。
あなたも、私もお金が必要なのでリゾートバイトをしているわけで。
それに安易にお金を貸すことはその人のためにもならないと思います。
突発的な飲み物代、食事代くらいは別として、辛い事情を話されたとしても高額なお金の貸し借りはお断りさせていただきましょう。
リゾートバイトスタッフ同士で個人情報を集め人問題
これもごくまれですが、同僚スタッフの住所やケータイを聞いて回る人がいるそうです。
スタッフ同士で個人情報を共有する必要性はちょっと考えられません。
同僚の給料・時給を聞く問題
派遣会社がちがったり、派遣じゃなく直接雇用だったりすると、就労条件・福利厚生・給料・時給は異なってきます。
トラブルのもとですから、お金の話はしない、秘密にしておくことが無難でしょう。
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