勤務・就労条件、待遇のトラブル
- 勤務時間
- 仕事内容
- 残業の有無
- 休日のペース
- 食事の有無・内容
- 交通費の支給の有無
- 勤務先での人間関係
- 勤務先周辺の生活環境
などなど、
住み込みが基本のリゾートバイトは、普通のアルバイトとは違って、チェックすべき条件が多いですね。
だからこそ、普通のバイトよりもトラブルにあってしまう可能性はどうしても多くなる。
大きなトラブルはほとんどないけれど、小さなものは時々起こりえます。
気になる項目は、派遣会社担当者、リゾバ勤務先に必ずを確認を。
先輩たちの口コミとともに、トラブルシューティングを掲載しておきます。
”高時給”の住込みリゾバが必ずしも高月収だとは限らない失敗談
ケイ(男性・30歳・フリーター)、湯谷温泉、リゾートホテルホテル、リゾバ.com
初めてリゾバ登録先を探していたにも関わらず、高時給!!という条件に惹かれ、ついつい安易な判断で職場を選んでしまったが、募集告知内容を読み自分で計算した給与の予想金額が、現実では大幅に少ない結果に終わってしまったこと。
リゾ?ト地で仕事という未体験への憧れに惑わされ、まず現実的に勤務できる日数をシビアに担当者に質問できなかった点が一番の失敗の原因。完全に自分のミス。
失敗に気付いた時点では後の祭りだったので、契約期間の勤務を全うすることだけに集中した。初めての問題は問題が発生するまで気付かないので、妥協するしかなかった。
高時給が必ずしも高月収とは限らない点が重要で、同じ時給でも職場によっては勤務時間と勤務日数に大きな差がある点を認識すべき。次からは必ず、今一番重要視している点の明確な理想を担当者に伝えた上で、募集告知や待遇と照らし合わせるべきだと学んだ。
某有名求人誌からリゾバに直接応募したら勤務条件・待遇が全然違った話|契約内容は業務開始前にしっかりと確認しよう
あみ(女性 29歳 東京都 フリーター) 長野県川上村 農家の畑仕事手伝い 某有名求人誌
農家の畑仕事手伝いっていうと、リゾートバイト?って思うかもしれないですが、数年前のある求人誌(誰もが知っている有名なやつです)での募集カテゴリーはリゾートバイトということになっておりました。確認しましたところ、現在でも野菜の収穫、集荷などはリゾバのカテゴリーになっています(ビーチや軽井沢などをイメージする一般の感覚とはちょっと違うのかもしれませんね^^;)。
でも、これがひどかったんです!
私の体験を聞いてください。完全にだまされました!
(「だまされてしまった」という認識は、の求人掲載の仕方というより、実際の待遇・労働条件が違ったという意味で雇用主側に対してのものになります。)
リゾバは初めてだったので、複数の求人内容などをよく比べてよさそうな農家さんに応募したのですが、勤務時間があまりにも不規則・週休と言っていたのに休日がない、寮には鍵もなく寒い地域なのに暖房すらないなどまるで契約前の話とは違っていました。
労働条件が最初に提示されていたにも関わらず、それを履行しなかったのですから、単純に雇用主がいい加減だったとしか言えません。最低気温がマイナス近くなるので「簡単なもので構わないので暖房器具などを貸して欲しい」など、雇用主へ何度か相談はしました。
申し訳程度の行動のみで(寒いという件にはお茶を出してくれる程度、休日は最後までなしでした)具体的な改善はされませんでした。
個人と労働契約を結ぶ場合には、企業などの場合とはかなり状況が違ってしまう可能性があるということを学びました。そしてこれから様々なクライアントさんとお仕事する場合にも、契約条件などを前もってしっかり確認するということが、双方にとってとても重要なことなのだと認識させられました。
待遇、就労条件こだわりがある人は、しつこいくらい確認を!
リゾートバイト派遣会社なら、勤務先の実態をちゃんと把握しているはず
求人誌から直接応募するんじゃなくて、派遣会社を通せばこんな案件には出会わずに済んだでしょうね…。
勤務条件をしつこいくらいに確認し、もし条件と違う場合にはどう対処したらいいか派遣会社に確認をしておくと安心。
契約の条件などが書かれた紙を持って実際に勤務地に行き、違和感を感じた場合は責任者に納得いくまで説明を求めましょう。
譲歩が必要なこともあるが、明らかに条件が異なる場合、無理・ガマンはよくない。せっかくのリゾバの機会、楽しみたいし、学んでほしいと思います。
皿洗い・清掃業務だけのはずが、フロント業務・お客の部屋割りまで正社員なみの業務を要求された
なっちゃん(女性、18歳、沖縄県、学生)、知人の紹介
沖縄県石垣市、リゾートホテルのフロント業務、皿洗いや清掃など全般、12月~1月
もともとは、皿洗いや清掃だけということで働くことになったが、フロント業務を始め、部屋割りなどもさせられるようになったこと。
短期間なのでそこまでやる必要はないと思ったし、部屋割りなどはミスが許されないので、責任を押し付けられる割に時給も変わらずで損した思いでした。
知人の紹介でやることになったので、反論することは(知人にも雇い主にも)よくないと控えていた。知人に紹介してもらったのが間違いだったと後悔しました。
そんな理由で、誰にも相談しませんでした。相談しれば職場にも、紹介してくれた知人の双方に迷惑がかかると思ったので。
それで、やんわりと、こんな難しい仕事はできませんよ~とか、学生なので体を動かす仕事がしたい、などと理由をつけ、清掃業務に多く携わるようにしました。
知人の紹介でリゾートバイトに行くのは、実はハイリスク!派遣会社を通すほうが無難!
知人の紹介や、うますぎる話には裏があると思った方が良いかもしれません。いくら知人とはいえ、お金が発生する話なので、業務内容は事前にきっちり確認すること、またそれと異なるようであればすぐ辞めるなど、こちらの意見もお伝えしておいたほうが良いだろう。
ただ、知人だから聞きにくい、ということもあると思う。しかも、口約束が多いと思うので、基本的には派遣会社を通してリゾバしよう!
コラム:初リゾバになりやすい大学で毎年行っているバイト先の注意点
大学のサークルで毎年行っているとか、先輩から毎年引き継がれているとか、そんなリゾバ先ならまず安心だけど、それでも「え~聞いてないよ」「思っているのと違った!」ということはあり得ます。でも、先輩の紹介だし、文句は言いにくかったりもする。大学で毎年行っているところでもリスクとしてある程度は想定しておきましょう。
リゾートバイト・トラブルシューティング仕事編
兵庫県・洲本市(淡路島)・ホテル夢海遊、レストランのウエイトレス・掃除等の雑用・12~1月
みさき(女性・24歳・神戸市・学生)、タウンワーク
お正月の忙しい時期で上司がイライラして怒鳴り散らされ(他の人にも怒鳴りまくっていました)「殺すぞ」と脅迫されました。
最大の原因は上司自身なのに、それを棚に上げて八つ当たりして人を脅迫するのは人間的にも社会人的にも最低で、録音して脅迫罪で訴えられれば訴えたいと思いました。そのくらいひどかったです。
上司が能無し・段取りが下手で、業務が上手くいかないことが原因なんです。その八つ当たりって、あんな人間にはなりたくないって思いました。
人間性も最悪で怒鳴れば人は動くと思っているとにかく頭の悪い人間だったから。そのホテルにいる人材も程度が低く頭が悪い事もありました。こんなんでは上手くいく物もうまくいかないからトラブルは起こるべくして起こったんだと思います。
短期のバイトの終わりかけたころだったので、割り切ろうと思い誰にも相談しませんでした。
だから、短期アルバイトで後2?3日もすれば解放されると思い、この事件については何の対処もしませんでしたが、それでも疲れたし嫌になって予定を1日切り上げて帰りました。
私は、バイトの終わりだったし、派遣会社に相談してらバイト先に話してくれました。もし、それが無理だったら逃げても良いと思います。
(私の場合は淡路島を選んだため交通の便が悪く帰りたくても帰れなかったですが。)
対策・アドバイス
リゾートバイトは、基本、泊まり込みになる場合が多いです。
居住地で普段アルバイトしているときよりも辞めにくい環境に置かれる…。
それでも、恐怖を感じたり「もうだめだ」と思った時は派遣会社に相談して辞めるか、バイト先に直接相談しよう。
派遣会社を通している場合は、まず派遣会社に現状を正直に相談。派遣会社担当者は理解を示してくれるはず。派遣会社登録者は、僕たちが登録するとき人間関係を作って相談しやすい雰囲気を作ってくれる人が多いです。
それか、初めてリゾートバイトする場合は、家からできるだけ近くて簡単に帰れるような場所を選ぶのも手。
「どんな環境でもやってやる!」という強者なら、自由に選んでいいのですが…
昼のまかないを勘違いして他のリゾバスタッフ・社員さんの分まで食べてしまった失敗談
真奈美さん(女性・21歳、愛知県・大学生)リゾバ.com
リゾートバイトに来て初めての昼休憩の時、賄いを用意するように言われました。鍋に残っていた料理を皿に人数分よそい、配るという役割でした。
一緒に休憩をとったのが5人だったので、5皿分配膳しました。量がやけに多いなと思いつつ、とてもお腹が空いていたので、納得して5人で食べました。すると食べている途中他の配属の方が来て、おかずがないと言いました。本当は他の配属の方の分も残しておかなければならなかったのに、私が間違えて全部配ってしまったんです。
私がきちんと確認しなかったからです。何となく、全部よそってしまっていいんだなと思い込んでいました。
残しておかなくて良いのか、これは誰の分なのか聞けば良かったです。
正直に謝ると、他の料理でカバーしてくれました。
私は料理を作ることが出来ないので、後片付けを積極的に手伝いました。
一応私が責任を感じていることを分かってくれたようでした。他の料理でカバーしてもらったお陰で皆無事昼休憩がとれました。
思い込まずに、一つ一つのことを確認してから行動しようと思いました。
ほとんどがリゾートバイトに来ている人だったので、食事についてはとても大事なことだと思います。
次の日からは何人分の量か、どのくらい食べてしまって良いのか聞くようにしました。
足を痛めながら働いて、休日も観光できなかったリゾートバイトの経験
恵さん(女性・25歳、宮城県・OL)、はたらくどっとこむ(アプリリゾート)
学生時代の夏休みにリゾートバイトに挑戦しようと応募し、受かり、担当のホテルの支配人とメールでやりとりしていたのですが、持ち物の欄に「黒の革靴」の記載がなく、普段着だけ持ってリゾートバイトに臨んだ為、現地で黒の靴を調達することになりました。その靴が、少し足に合わなくて、仕事をしているうちに足が痛くなり、歩くのも困難になり、仕事先に迷惑をかけてしまいました。
担当の方とメールで服装などの持ち物を確認したり、分からないことを事前にきちんと聞いていなかったことが原因です。
足が痛くて歩けなかったので、スーパーで、シップなどを買い、休みの日や休み時間は良く休んで、少しでもまともな状況で働くようにはしました。
足が痛いながらも最後までどうにか働き終えました。しかし、休みの日に観光に行くことはできなかったです。せっかくのリゾバなのに…。
きちんと、担当の方に必要なものや必要なことをとにかく聞くことが大事でした。次からは、何度でもきちんと確認して仕事に臨み、トラブルなどを減らしたいです。また、自分の体調を整えないと仕事先に迷惑がかかることがわかりました。
お客様のピックアップ場所を間違えた話?朝一番の指示は確認は忘れがち?
かびひゃ(男性・28歳・東京都・会社員)、ダイビング雑誌
スキューバダイビングのガイドのアルバイトで石垣島で働いた時の事で、お客様の朝のピックアップの際にホテルを間違え違う所へ行ってしまい、10分待っても現れずでフロントに名前を伝えて部屋に電話してもらおうとした際に、宿泊していないことが分かりました。その後、上司に確認して本来のホテルへ向かうも30分遅れてしまい大迷惑をかけてしまいました。
正しいホテルの名前が間違えたホテルがそっくりだったことが原因でしたが、上司も私も完全に確認不足だったのが原因です。
起こしてしまった事は全ての人に打ち明けて謝罪して、スッキリした状態で敢えて何もなかったように明るくポジティブに一日過ごしてパワフルに挽回しました。
その日の夕方の解散時には、上司も同僚も朝の事は完全に忘れてるかのような雰囲気になりました。
私自身、今後同じ事を起こさぬように肝に銘じました。それと同時に確認の確認を怠らず、朝迎えに行くホテルはその後念入りにチェックして、より早め早めの行動を心がけるようになりました。再確認の重要性を十分に学びました。
アイスコーヒーのグラスを9個も落として割った悲劇
ヒャダイン(男性・19歳・東京都・会社員)、フロムエー
沖縄の海の見えるカフェでアルバイト際に、隣の建物のオフィスからアイスコーヒー9個のオーダーがあり出前に持って行った際に全て落としてしまい、そのフロアをビショビショにしてしまい、グラスも全て割ってしまいました。
一つのお盆に9個のグラスを持って運ぶことが困難なのに、それでも「そうして運べ」と指示した店長が原因です。
その日はかなり落ち込んでしまい雰囲気も悪くなってしまったので、後日改めてオフィスに謝罪に行くと、責任者の方が笑って何も無かったように対応してくれました。
その後はカフェ側の方から出前を禁止にしてくれました。
無理だと感じたことは、いくら上司に言われたとしても「無理です」ときっぱりと断る決断と勇気は必要だと痛感しました。集中しながら落ち着いて行動する事が一番なので、いつでも万全な状態で働ける雰囲気作りが、同僚とのコミュニケーションが大切だと感じました。
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