リゾートバイトで人間関係を築く方法!
リゾートバイトは一人で行っても大丈夫?リゾートバイトで確かに不安になる人間関係。ここでは、人間関係を築く方法、経験者たちの口コミも合わせて紹介しています。
リゾートバイトは、多くの人にとって、初めての環境で、見ず知らずの人たちと人間関係を築かなければなりません。
しかも、短期勝負です。リゾートバイト自体、その期間は1ヶ月~3ヶ月で終わってしまいますからね。
そんなリゾートバイトで人間関係を上手に持つには、周りとのやりとりに特に最初の頃に気をつける必要があります。
ではリゾートバイトの人間関係で気をつけるべきことは?
人間関係のトラブルのほとんどは、
- 「え!?そんなことするの?」
- 「それは違うでしょ!」
といった感じで、
- その人に対する期待を裏切られた!
- 自分の中のルールを相手に破られて怒りを感じた!
って時に、相手に対する印象がガタ落ちになるわけです。
逆に、楽しいリゾートバイトのはずが、周りから疎外されてる?って感じる時は、周りの人たちの期待に添えず、あるいは、ルールを破ってしまっているのかもしれません。
リゾートバイトの人間関係のトラブル、それはみんなが持ってる「ルール」が原因
この「ルール」というのがくせ者。
なぜなら、全国から仲間が集まっているリゾートバイトでは、
- 県民性が違う、
- 社会的環境が違う、
- 普段の職種も、
- 年代もバラバラ。
当然、みんなそれぞれのルールを持っているわけです。
例えば…
- 関西人はすごく気さくだけど、デリカシーは低い傾向がある(笑)
- 東京の人はセンシティブで、関西人から見るとあまり近づきすぎずドライにみえるかも(笑)
他の例でいうと…
- ある人はプライベートのことをガンガン聞いてくる、それが仲良くなれるし、相手への礼儀だと思っている。
- また、ある人はプライベートに最初から立ち入るのは失礼、それが初対面の人に対する礼儀だと思っている。
つまり、「人間関係の距離感」一つとっても、真逆の「ルール」を持っていたりするもの。
- そこで、あやまらないの?おかしくない!?
- そんなことくらいで、いちいち謝るなよ。うざいな?。
- お金を貸したのに返してくれない。あれくらいすぐ返せるでしょ!?
- お金を借りたのはちょっとだし、今日は忘れたから来週でいいや。相手も気にしてないはず。
これも、ルールを破られた、○○するのが当たり前だろうという「期待」を裏切られた、ということです。
皆、それぞれ自分の中のルールや、人に対して期待する物があるのです。
それが破られ、裏切られると、「なんだ、この人は!信じられない!」となるんです。
リゾートバイトで人間関係を築くポイントは、相手を理解しようとすること
こんなふうに、リゾートバイト人間関係を築くポイントはお互いに、
「なぜ、この人はこんな行動をするのだろう?(あるいはしないのだろう?)」
と考えることです。
そして、相手を理解しようとすることです。
短期決戦、人間関係で失敗すると全然楽しくなくなってしまうリゾートバイトでは、普段よりも特に気をつけてお付き合いしていきましょう。
リゾートバイトは人間関係をマスターする絶好の機会
リゾートバイトでは人間関係が本当に大事。だからこそ、普段よりも人間関係をうまくいかせようと思う人が多いはず。
そして、目の前には普段はなかなか会えない様々な背景、人生経験を持った人たちがいる。
あなたとはタイプの違う人たち。
つまり、その人の中のルールはあなたと違うし、他人に対して期待することも違う。
そんな人たちとうまく人間関係を作っていけることは、社会で絶対的に役立つスキルになる。
リゾートバイトで得られること、それは一生物の財産「人間関係のスキル」だ。
人間関係のスキルは、何もリゾートバイトだけじゃない。あなたの人生の中で常に役立つ、一生物の財産になります。
財産というと、普通はお金だとか、株・証券、不動産を思い浮かべるけれど、本当の財産は「人格」「人間性」だ。
本当のお金持ち達は子供に何を残すかというと、財産ではなく、実は人間関係のスキル、人間関係そのものを残すのだ。
リゾートバイトを人間関係をマスターする機会にしてしまえば、あなたは一生心配ない。お金にも困ることは無いでしょう。
人間関係がうまくいかないとき、そんなときには必ず原因があります。
ルールや期待がずれている。相手を理解できていない。
一見理不尽なことをされても、その人はその人のルールに沿って行動しているだけ。
ルールが違うのは育った環境が違うから。
あなたが相手を理解し、おだやかに余裕を持って接すれば、相手も怒れない、イライラしたりもできないはず。
そんな風に考えて、リゾートバイトの人間関係をよりよいものに、リゾバライフをぜひぜひ楽しんでもらいたいと思います(^o^)
リゾートバイトの人間関係で悩みつつも乗り越えた先輩たち
リゾートバイトで学んだ…なぜ人には人間関係が必要なのか?
くーちゃん(女性・24歳・兵庫県・学生)、兵庫県・淡路島・ホテル夢海遊・ホールスタッフ・タウンワーク
私が働いていたホテルは、人間関係が微妙で働いているスタッフさん達の言動を見ていてうんざりしていました。以前から人間関係を築く事に対して「何故人と関わらなければならないんだろう?」と思っていて、ホテルの人達のしている事を見ているとその思いがより強くなりました。
しかし、リゾートバイトで出会った人の中にすごく親切で頼れる方がいて、その方と仲良くなり、「人間関係を築く事」についての悩みを相談しました。私が「何故人と関わらなければならないのですか?」と聞くと、「人間関係の中で、人と関わる事によって様々な事を学ぶ事ができるから、関わってみる事によって見えない面も見えると思うよ」と納得のいくように答えてくれました。この他にも様々な事を相談し、私は徐々に「人と関わる事、人間関係を築く大切さ」を学んでいきました。
リゾートバイトが終盤に差し掛かった事、彼は
「誰かから誘われたらできるだけ会っておいた方が良いよ、人生の貴重な時間をあなたと過ごしたいという意味だから。」
「もう会えなくなってしまうかもしれないから」
と意味あり気な事を言っていました。
私は意味がはっきりと分からず「消極的すぎるからもっと人と関わったら良いよ」とアドバイスをされただけだと思いました。
命を懸けて人間関係の大切さを教えてくれた気がした…
彼の両親から「○○は永眠致しました」と手紙が送られてきた事で、その言葉の意味を1年6か月後に知る事になりました。1週間程関わっただけですが手紙が送られてきて、彼は私の事も気に留めていてくれていて思いやってくれていた事に感動し、アドバイスをもらっていたにも関わらず彼からの誘いを断ってしまった事に反省をしました。
亡くなってからでは遅いと思いますが、人間関係の大切さを教えてくれた彼に「ありがとう」と言いたいです。
私にとって人間関係を築く方法は、「人に興味を持つことを意識する」です。
もう、どんなリゾートバイト先に行っても、人間関係は大丈夫だと思います。
リゾートバイトで人間関係の大切さを知った。他人の好意を受け入れられるようになった
くまたろう(男性22歳、北海道、リゾートバイター)北海道勇払郡トマム、リゾートホテル内のウィンタースポーツアクティビティ、スキーレンタルやスノーボードレンタル、アプリリゾート。
私が22歳の時に真冬の北海道のリゾート地、トマム体験談です。
(写真はゲレンデ内のリフトです)
私は当時、「海外で生活する」という夢があり、夢の実現のため、資金作りのために、行ったこともないリゾートを、次から次へと転々としていました。
トマムでは契約期間が3カ月で、仕事内容はリゾートホテルに宿泊のお客様に対しての、スキーやスノーボードの調節、貸し出し業務でした。
寮は勤務先のホテルまでバスで15分程度、比較的近くて通いやすい立地にありました。
私のレンタル部門は、年齢も国籍も様々な人が集まっており、日本人、韓国人、台湾人などが協力し合って働いてる職場でした。
リゾートバイトの経験があった私は、仕事自体は全く苦痛ではありませんでしたし、毎日の仕事にもやりがいを感じていました。
仕事はマイナス20度でも問題ない。問題は寮生活…いや、根本は人間関係だった。
北海道の真冬の山奥のリゾート生活の問題は、仕事ではなく寮生活や食生活でした。
いえ、それは表面上の話だと今では思います。
問題の根底は人間関係だったと思います。
私が働いていたシーズンは冬だったので、積雪量も多く、気温も最低気温がマイナス20度を下回るような日も多くありました。
トマムという地域の特性上、食べ物を買出しに行けるようなスーパーやコンビニが近くになく、食べ物の買出しは基本的には車を持っている人が持っていない人を載せてあげて、近隣のスーパーまで、一時間ほど車を走らせて買い物に行くという感じでした。
リゾート地には知り合いも居ませんし、頼れる人も居ませでした、人見知りの私は事前に準備した食料(ラーメンや、スパゲッティなど)が底つきそうになりながらも、節約しながら生活をしていました。
…というか、人間関係を築くことを避けていました。
リゾートバイト業務が終わったら一人で食事、勉強して過ごした
毎日の仕事が終われば、寮に帰って一人で部屋の中でラーメンを一袋食べ、空腹を紛らわすために寮の中で勉強をしたり、読書をしたりして過ごしました。
ここでも、他人と関わろうとはしませんでした。
他のリゾートバイターは、上手い事車を持っている知り合いを作り食料の買出しに行ったりしていたのですが、私の場合はどうもうまく知り合いが作れずにいました。
そんな倹約生活がしばらく続き、食料も少なくなり、あまり食べ物も食べずに働いていた時の事です。
ある日声をかけてくれた同僚たち
大阪から北海道にリゾートバイトに来ているスタッフが「最近元気ないよね?どうしたん?」「何か困ってる事あるならウチの事頼っても良いんだよ」と声をかけてくれました。
すると色々なスタッフが私の事を気遣ってくれるようになり、ある韓国人のスタッフは「私今日料理作ってあげようか?食材余ってるし!」と言ってくれたり。
「確か札幌出身だったよね!札幌のジンギスカンあるから皆で食べようよ!」など明るく声をかけてくれる人が増えました。
「人に頼らず生きる!」そう考えていましたが…
私はそれまで「人に頼らずに生きるんだ!」「夢のため、自分の力で強く生きられるようになる!」と意気込んでリゾートバイト生活を送っていました。
自分自身が、他人の好意を受け入れたり、時には甘えたりすることを、当時のリゾート生活で学びました。
リゾートバイトに行くまでは、「自分一人」で強く生きていると勘違いしていましたが、トマムでの生活は人の心の温かみを理解して、他人のありがたみを感じられる自分になりました。
私にとって、リゾートバイトの人間関係を築く方法は、「人の心の温かみを理解すること」です。
人間関係は、リゾートバイトの醍醐味の一つ!
色んなところでリゾートバイトをしていると、正直、「この人合わないな~」って人もいらっしゃる(笑)
でも、そんな普段会えない人との付き合いこそ、僕らの人生を広げてくれる。
なぜなら、彼らは僕らとは違う脳の使いかたをしていて、
「こんな風にも使えるよ」と教えてくれているのだ。
リゾートバイトの人間関係は、リゾバのもう一つの醍醐味。
ちょっと合わないな~って仲間との付き合いも含めて、リゾバライフを楽しんでしまおう(^^)v